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智頭町報〔広報ちづ〕 2003年11月用の原稿
2003/10/16 記
はじめまして こんにちは : 子ども好きの小児科医です。
小児科長 大谷恭一
私は、子どもたちの成長・発達の支援や、けいれん発作や発達障害の医療が主な役割である、鳥取大学医学部 脳神経小児科 の出身です。県の基幹病院である中央病院小児科に1981年から22年半 奉職しました。この間、新生児集中治療、骨髄移植などの先端的医療や多種多様な感染症の診療などに携わりました。
また、運動発達障害のある子どもたちの通園施設である鳥取療育園の園長を平成元年度から13年間担い、この間、県の福祉保健部や教育委員会での講演活動等の機会を得ました。
小児科部長を10年余勤め、平成14年度の組織改革により、初代の医療局長に就任しましたが、今年度7月の県庁人事によって、病院の管理体制が整ったことなどから、小児科の現場に戻ることを院長に願い、智頭病院で子どもたちと暮らす日々に恵まれた次第です。
智頭病院においては、子どもたちのために、保護者の方々と共に、自分自身も学びながら、誠意を尽くしたく思います。とくに、「子どもの自立を支援する医療」、「子育て支援を大切にした医療」、かつ、「納得医療」(皆様に納得していただける医療)を推進します。智頭町の特性を活かし、皆様と共に高めていく小児医療でもあります。
是非、ご遠慮なさらずに、気楽に何でもお尋ねください。納得していただける質の高い医療のために不可欠であると理解しています。どうかよろしくお願いいたします。
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