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新型コロナウイルス感染症(武漢)が爆発的に拡散しています。(2020/1/30現在)

SARSコロナウイルス感染症は、幸い、国内での患者発生はありませんでしたが、シミュレーションでは、疑い患者は自宅待機し、保健師など保健所職員が訪問し、感染制御等を技術指導することになっていました。当時、鳥取県立中央病院で責任を有していた小生は、保健師にうがいの指導について、具体的に確認したこともありました。一般的な感覚でのうがいは"ガラガラ"であり、これは飛沫を拡散します。

2009年当時の新型インフルエンザは、確かに、脳炎・脳症や肺炎、心筋障害なおでの入院例や死亡例がありましたが、メキシコ、米国の状況との比較で、概して軽い病状の方が多かった実績でした。が、当初は、(当然のことですが、)最悪を想定して、対処していました。

予防策の一つが"うがい"でした。質の高い、適宜うがいに係る技術を指導・啓発したわけです。ボーイスカウト運動のモットーに習い「備えよ常に!」で、平時からうがい技術を高めて欲しいと願います。

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