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智頭病院小児科をはじめて受診された方へ : 大谷恭一科長のご紹介です。    (順不同)
 

☆ 智頭医療圏が2年余の小児科医無医地区となっていた2003年11月に着任し、今日に至っています。
☆ 経歴:大学病院等での研修後、鳥取県立中央病院(中病)に計23年余勤務し、小児科医長、周産期センター部長、小児科部長と初代の医療局長、かつ、兼務でしたが隣接する県立鳥取療育園 園長を13年担いました。県を辞する際、片山県知事(当時・前総務大臣)から、行政に貢献したとして感謝状を授与されました。
☆ 地域活動では、県福祉保健部、教育委員会などでの多方面の活動、鳥取市の小児保健関連、子どもの虐待防止関連などを担い、NHK・日本海テレビにレギュラー出演し、依頼講演活動もこなしてきました。県の乳幼児健診マニュアル、医療機関用子ども虐待防止マニュアル等を執筆しています.
☆ 専門領域は、けいれん発作・てんかんや発達などを専門とする小児神経、赤ちゃんの医療(~母乳育児支援や新生児集中医療)、小児の感染症、アレルギー、内分泌等、子どもの成育に係る全般に及び、現在では総合小児科医としての力量を有しています。(鳥取大学から医学博士を授与された。/母乳育児では、自治体立病院では全国で最初にユニセフの“赤ちゃんにやさしい病院 BFH”を中病が認定された際の責任医でした。)
その他:中病では造血幹細胞移植(骨髄移植)を導入する際のチームリーダーで、国立がんセンターが臨床研究として担った“自家骨髄移植”の研究班員としての活動/臨床論文・学会発表多数(智頭病院小児科HP参照)で、第1・7回の鳥取医学賞を受賞/厚生省・厚労省や文科省の研究協力/鳥取県教育表彰など

 

☆ 智頭病院に異動後、単に病気の医療に留まらず、「子どもの免疫能(抵抗力)高める医療(=感染症では診断を丁寧に、余分な抗生物質を用いない医療)」・「子どもの心身の育ちを支援する(広義の)小児医療の実践(= 幸せな人生とするための支援)」や、小児科モニター♪の願いを踏まえて、「痛みを最小限にする医療(= 余分な採血・注射はしない[= 採血に頼らない的確な診療責任が生じる])」・「放射線被曝を減らしたい(= レントゲン・CT検査を最小限にするための、高度な聴診等“診察力”が不可欠)・「可能なら入院したくない」・仮に「入院しても早く退院したい」の願いに応えてきました。入院の要否に関しては、3次医療(= 高度な医療、専門性の高い疾患、稀有な病態など)に係る際は、中病小児科などに託します。一方、基礎疾患のない方で入院対応が必要になる(肺炎、胃腸炎・脱水症、けいれん発作、喘息発作重積などの)2次医療については、1次医療(=外来診療)で、達成可能な家庭看護のあり方などを具体的に説明することで、入院例が減ります。実際、この数年で、1次医療の成果が出ており、2次入院例は激減しています。
☆ 智頭病院・智頭医療圏での活動を日本小児科学会の学術集会などで発表してきました。これら智頭での活動実績を基に、2009年度の日本小児科学会学術集会・シンポジウムでは依頼講演も担いました。

 

◎ 病状把握と説明を丁寧にし、納得医療を大切にしています。ご意見・希望など、お気楽にお話ください。なお、小児科外来の看護師さんには、小生の側でなく、子ども・保護者の側に立つ看護を託しています。
! 大谷の顔貌は、禿げた白髪ですが、肌は若く、笑顔は子どものようでしょう?! 音楽・ミュージカルが好き#で、《歌う小児科医》と言われたことも! 暦年齢は還暦を過ぎていますが、体内年齢は若~い&のです!
♪:今も受けています。みんなで造る小児医療の観点から、お気楽にお申し出ください。
#:県主催の県民ミュージカルや国民文化祭で、梨花ホールの舞台に!(後者でも片山前知事からの感謝状!)
&:病院の当直は、宿直を毎月6回、日直を月1回弱(6・2月を除く)こなし、東部医療圏の小児救急体制にも(小児科医不足の現状ゆえ)参画しています。還暦記念として、アレコレと余暇活動にチャレンジ中!

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2012/ 8/20 記

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