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智頭で思う 

= [ご意見・ご感想など]=

2020/4/17 緊急事態宣言:全国 4/7~ 4/1 ~ 3/5~ ~3/4 

島根県4/9 ・ 鳥取県4/10  第1例 

◆ 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策 

咳がない微熱:肺炎→入院:COVID-19例に思う 2020/3/5 

智頭病院・智頭町における対応(私見) 2020/2/18 18:48 

憤り・思いと祈り : 方策提案 2020/3/1() ⇒ 関連 

 休校を解除し、通常通りに学校を再開することの願い 2020/3/3 

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= 大切な資料 =

新型コロナウイルス感染症に対する感染管理(2020年3月5日改訂版) 

新型コロナウイルスの集団感染を防ぐために 

◆ 新型コロナウイルス感染症について/厚労省 3月1日() 【会見時配付資料】 
 
新型コロナウイルスの集団感染を防ぐために 
 
家庭内でご注意いただきたいこと ~8つのポイント~ 

密 を避けて外出しましょう。/ 厚労省 ポスター・チラ 

 

= リンク集 =

◆ 山中伸弥教授のHP : 流石!(平凡古希人の人生備忘録とは異質)

◆ 新型コロナウイルス感染症の流行 (2019年-) ウィキペディア 

◆ (従来型の)コロナウイルス:感染予防法<重要:温故知新> ウィキペディア 

環境感染学会 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対応について 

 

◆ 個人的な関心 : ウィーンとスイス ※ 推移 : オーストリア スイス [欧米の惨状

手作りのフェイスシールド : より手軽に・軽量化~メガネのフレームを活かして! 

手作りのフェイスシールド:講義の際に飛沫を飛ばさない目的で作成:感染防御目的にアラズ 

chizu

病院外来で保護者と話題になるのが、学校の唐突な長期臨時休校で、困り感をお話しされます。

小生は、「単純明快・一貫して・軸ブレなし」として、下記を願いとしてお話しています。

 

休校を解除し、通常通りに学校を再開すること!

以前、道州制が話題になっていました。中国地方、さらに、鳥取県は患者未発生です。自治権からすれば、子どもたち・住民重視で、理に適う教育行政・行政施策を実施しますよネ!

仮に、地続きの欧州に例えると、自国は患者未発生国で、隣国(兵庫)で感染者がいたからとで、自国の学校を休校にするなど論外です。これと同じことで、単純明快!

さらに、

主たる感染機会が、[飛沫感染]が主体で、当然ですが、「近接してツバ(飛沫)が飛び交う空調の悪い空間に長居すること」を、専門家会議が結論づけ、3/1付で 厚労省が国民に啓発を開始しました。

私見ですが、これまた軸ブレなしの臨床医としての確信ですが、

季節性インフルエンザも同様です。

生活地域を越えて日常的にないし夜時間帯・休日等に行動する元気な大人・社会人や、飛沫を飛び交わせる交流をする青年層が、患者未発生の生活圏に持ち込みます。家庭や職場等、生活県内の同類の飛沫を飛ばし合う宴会・催し物機会に感染を広げます。

 

インフルエンザの場合は、例えば、大人が発症しても、潜伏期内であれば、登校し、他の大人も通常の社会生活を継続します。インフルエンザは学校で飛沫を飛ばし合うことで、学級等で発症者が急増します。発熱して初めて、保健室を経由するなどして、早退します。発熱前からウイルスを拡散しています。

中学生でインフルエンザが流行する際は、(保険診療で可能な昨今の日本なので、)高熱と“ダル・ボテ顔貌”ととらえていますが、インフルエンザの急性期でしんどそうな時の表情と咽頭所見を合わせ、インフルエンザだと診て、迅速検査を実施し、「A型インフルエンザです」とお話しする例がいます。その後、相次いでクラスに欠席者が出ます。中には、微熱だがしんどいと、受診する例や、受診しないでガンバル子もいます。一過性の透明鼻汁で迅速検査強陽性や、(診断は実は不能ですが、)濃厚接触感染歴等から不顕性感染だと診る例もあります。

一方、今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、今でも自身にとって不可解ですが、子どもたちの重症例が出ないことです。一方、年齢要因(高齢)・基礎疾患は、インフルエンザ以上に明快になっているリスク要因です。

学童・生徒の生活を支援する観点からは、子どもたちの重症例を出さないための方策としての休校は無効です。

勿論、ハイリスク者が感染・発症しなように社会防衛に協力してもらうことは重要です。

子どもたちが参加できる感染制御は、万が一、家庭内で社会活動をしている保護者・同居人や生活圏を出て活動する兄姉が、各々通常は健康で感染症を発症しない者が風邪症状を呈した際に、(アナウンスされていることですが、)家庭内での療養に努め、家庭内での感染拡大を阻止する義務・責任を果たすことが一義的で、子どもたちは、風邪症状を呈した上記の大人や兄姉が出た際に、無症状だからと登校しないことが重要になります。

無症状だが登校しないとの方針は、季節性インフルエンザとは全く異なります。

現在、地域内に患者が未発生であるにもかかわらず、一斉に休校となっていますが、その期間を過ぎた後に、もしも地域内に新型コロナウイルス感症の診断例が出た際にどうしますか?

例えば、智頭町住民で新型コロナウイルス感染症患者が発生し、[鳥取県内患者発生早期]となり、指定医療機関に入院したとしたら、鳥取県内の全学校を休校にしますか? 

万が一の危機管理のためには、タイミングは極めて重要です。

患者未発生期に鳥取県において、さらには、生活圏が限られている義務教育年齢の子どもたちは、学校行事や家族企画を除けば、生活圏から出ることはありません。

つまり、今後、鳥取県中西部で新型コロナウイルス感染症例が出て、指定医療機関に入院となったとして、智頭町の学校を休校とすることも無効です。

子どもたち・保護者・町民のより良きを願う立場から、軸ブレしない、明快な私見を書きました。

常に、子どもたち・保護者のより良きを願いつつ、成育医療を心掛けている臨床小児科医で、校医です。遠慮なく、ご活用をと願いつつ・・・

追記)同一の願いは、智頭中から求められ、13年継続している3年生対象の「性教育(≒命・人権教)育講演会]の内容からもご賢察いただけましょう。

 

憤り・思いと祈り : 方策提案 2020/3/1(日) 平和な急患診療所(13-17時 当番)にて、祈りを込めて・・・

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◆ 「家にいてもやることなくて…」平日昼間、中高生目立つ渋谷 新型コロナ臨時休校 毎日新聞 3/3(火) 18:47

21時からの NHK ニュースでは、時間とエネルギーを持て余した中高生がカラオケ、ゲーセンへ・・・

◆ 長期臨時休校→登校! 栃木県茂木町 2020/3/4

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